今、私がテレビを買いたいとしましょう。
え〜と、「液晶」で、部屋が小さいから「20インチ」で十分。
なんだかんだ言って、やっぱり「国産、国産」。
「内蔵ハードディスク」は容量が小さくてもいいから必要。
だいたいスペックが決まったから・・・
価格.comに行って検索して、一番安いところで買おうっと。
と、検索してみると、最安値の会社はよく知らないところだし、
2番目に表示されたところは最安値じゃないけれど、
わりと大きな会社で以前も購入したことがあるから、
ここに決めた!
そして3日後くらいに日本製20インチ液晶・内蔵HDDが我が家に到着するわけです。
当然、価格競争になります。
液晶テレビのコモディティ化です。
「メイド・イン・ジャパン」にこだわらなければ、さらに安いものも。
これを3Dにしたり、HDDの容量を増やしたりしても、
結局のところ、同じ価格競争になるだけ。
そんな厳しい競争環境に苦しむ日本の総合電機メーカー復活の秘策。
日本の総合電機メーカーにしかできない秘策です。
私がテレビを買いたいとしましょう。(パナソニックを例にしますが、空想の話です。)
ああ、そういえば、パナソニックが
おもしろいCMをしてたな・・・
と思って、パナソニックのインターネットショッピングHPに行きます。
まず、そこで次のことを聞かれます。
「年齢は何歳ですか?」「32歳」
「家族構成は何人家族ですか?」
「私(男・32歳)
妻(女・○歳)
長女(女・○歳)
長男(男・○歳)」
「家は、マンションですか?戸建てですか?」
「マンション」
「間取りは?」
「2LDK」
「お仕事は、オフィスワークですか?」
「移動が多く、PCをよく使う、専門職」
「夫婦共働きですか?」
「はい。」
そんなあなたにお薦めのプランは
エグゼクティブ・ビジネスパーソン向け
家族と過ごす時間を毎日1時間増やすプランです!
まずはこの携帯型「タブレット」。
これを持ち歩けば、いつでも家の様子が分かります。
(もちろん、奥様にもお持ち頂きますよ♪
子ども達は、まだ、早いですよね。
子ども達にはGPS機能付きのスマートフォンを。)
家の電気機器をいつでも屋外から操作できます。
弊社のHDD内蔵テレビで録画した番組を、
いつでも外出先からHDDにアクセスして視聴できます。
働く奥様には、何かを買って帰るのも大変ですよね。
どんなメニューにしようかな〜、なんて毎日悩んでませんか。
クックパッド社のHPで登録してある好きな献立の中から
今晩のメニューを選んでもらいます。
ボタン一つで、必要な食材すべてが、
ドコモの完全子会社となる「らでぃっしゅぼーや」から
おいしい有機野菜・お肉・魚や飲み物が、
奥様の帰宅時間の30分前(18時)に玄関先備え付けボックスに
配達されます。
家に帰るときにタブレットの「冷蔵庫」ボタンを押すと、
冷蔵庫に内蔵されたカメラで冷蔵庫のなかの様子が一目瞭然。
どの食材が足りないかも、すぐ分かります。
寒い冬は、タブレットのボタン一つであらかじめ「エアコン」を快適な温度で
稼働させておくこともカンタン。
ご主人のお仕事用の「モバイルPC」はこれがお薦め。
(モバイルPCとタブレットの両方を持ち歩くのは大変だから、
タブレットではなくスマートフォンだけで十分かも知れませんね。)
きっと機密情報をたくさん取り扱うお仕事でしょうから、
情報漏洩が心配。
でも、ご安心ください。
ご自宅のHDDにアクセスしていつでも仕事できる環境に、
弊社のサービススタッフが設定いたします。
いつでもご自宅の「暗号化HDD」にデータを収納して、
それを外出先のパソコンなど、
どこからでも閲覧できます。
もちろんスマートフォンからでもOK
「データ通信」環境も弊社にお任せください。
ご自宅に届いたFAXはすぐにお持ちのスマートフォンやタブレットにデータ転送されますし、
家に電話がかかってきたら、その様子もすぐに確認できますよ。
家に帰る1時間前に、お手元のタブレットから「洗濯機」スイッチをオンにすれば、
帰る頃には洗濯が終わっています。
「子ども部屋のテレビ」とリビングのHDDは、もちろん無線でつながっていますし、
運動会の様子を撮影した「HDDビデオ」もリビングで無線LANにつないで、
テレビでおじいちゃん、おばあちゃんと一緒に視聴できます。
タブレットで「ツタヤ」のホームページに行って、
見たいビデオをクリックすれば、
それがすぐにリビングのテレビにストリーミングされて、視聴できます。
ほしい書籍は、ネット書店で購入してタブレットにダウンロード。
自宅でも外出先でも閲覧できます。
長くなってしまいましたが、
こんな素晴らしい生活環境を総合的にデザインできるのは、
総合電機メーカーならでは、だと思います。
テレビだけを売るとか、
パソコンだけを売るとか、
ではなくって、
エグゼクティブ向けのとても効率的で快適な生活を売る、
のですよね。
「そんなこと、わかっとるわい」とパナソニック始め総合電機メーカーの方からおしかりを受けそうですが、
上記のようなイメージで、
家電一切合切を、もちろん設置工事からパソコンの設定などすべて込みで
「たった、300万円! 今週末に工事に伺いますから、来週の月曜日からは、
新しいライフスタイルをスタートできます!」
と売るのが、これからの時代の家電の売り方なのではないでしょうか。
らでぃっしゅぼーやや、
クックパッド、
カルチャコンビニエンスクラブ、
などの企業と横断的に協力することも
とても大切なポイントだと思います。
こんな快適なライフスタイルを
小栗旬さんやら山田優さんやらが、
CMでかっこよく、バーン、と演じてしまえば、
それはi Phoneの登場のような衝撃があるんじゃないですか?
まったく新しいライフスタイルの提案です。
これは海外の家電メーカーも、なかなかマネできないでしょう!?